月次AWSコスト按分作業手順
概要
月次でSlack通知されるコスト集計結果をもとに、スプレッドシートを使用して事業部別の最終コスト按分を行う手順書です。
必要な情報・アクセス先
1. Slackチャネル
- チャネル名: #sre-cost-management
2. Megazone Hyper Billing
3. コスト按分スプレッドシート
- 最新のスプレッドシート(2025年12月分): AWSコスト按分計算シート(2025-12)
手順1: 新しい月のスプレッドシート準備
1.1 前月のスプレッドシートをコピー
新しい月のコスト按分を開始する際は、前月のスプレッドシートをコピーして使用します。
前月のスプレッドシートを開く:
スプレッドシート全体をコピー:
- メニューから 「ファイル」 > 「コピーを作成」 を選択
- ファイル名:
YYYY.MM-AWSコストモニタリング- 例:
2026.01-AWSコストモニタリング
- 例:
同じユーザーと共有するをチェックして「コピーを作成」を選択- 保存先: AWSコスト
手順2: Phase 1結果CSVの取得とインポート
2.1 対象環境
この手順は以下の環境に対して実施します:
| 環境名 | アカウントID | Slack通知 | 通知結果タイトル名 |
|---|---|---|---|
| production | 967691968827 | ✅ あり | AWS Cost Monitoring - 月次集計完了 (production) |
| staging | 301608970378 | ✅ あり | AWS Cost Monitoring - 月次集計完了 (staging) |
| develop | 900176301532 | ✅ あり | AWS Cost Monitoring - 月次集計完了 (develop) |
| amazon-connect | 913831226605 | ✅ あり | Amazon Connect コスト集計完了 |
| infra-dev | 853790572692 | なし(全てCTO室に按分するため) | - |
2.2 Slackから Phase 1結果CSVをダウンロードしてインポート
Slack通知の確認
Slackの #sre-cost-management チャネルを開く
Phase 1完了通知を確認: ↓例
✅ AWS Cost Monitoring - 月次集計完了 (production) 環境: production 対象月: 2025-11 AWSアカウント: 967691968827 :通知のスレッドを開く
スレッド内に添付されたCSVファイルを確認
CSVファイルをダウンロードしてスプレッドシートにインポート
CSVファイルをダウンロード:
- CSVファイルのプレビューの右上の「ダウンロード」ボタンをクリック
- ローカルにファイルを保存
スプレッドシートを開く:
- 手順1で作成したコスト按分スプレッドシートを開く
Phase 1結果をインポート:
- シート名
Phase1結果インポート_[対象環境のアカウントID] - メニューから 「ファイル」 > 「インポート」 を選択
- 「アップロード」 タブをクリック
- ダウンロードしたCSVファイルを選択
- インポート設定:
- インポート場所: 現在のシートを置換する
- 区切り文字: カンマ
- テキストを数値、日付、数式に変換する: チェック
- 「データをインポート」 ボタンをクリック
- シート名
データの確認: 確認ポイント:
- ヘッダー行が正しく読み込まれているか
- 数値列が数値として認識されているか
複数環境の場合: 各環境のCSVファイルについて、手順2.2を繰り返してください
2.3 Amazon Connect按分CSVのインポート
AmazonConnectのコスト按分結果を「AmazonConnect按分」シートにインポートします。
Slack通知の確認
Slackの #sre-cost-management チャネルを開く
Amazon Connect コスト集計完了通知を確認: ↓例
✅ Amazon Connect コスト集計完了 (2025-12) 🏢 事業単位別集計 • 在宅事業 (B + 共通 + C): 1105件, 228222分, $10005 (65.59%) :通知のスレッドを開く
スレッド内に添付されたCSVファイルを確認
CSVファイルをダウンロードしてスプレッドシートにインポート
CSVファイルをダウンロード:
- CSVファイルのプレビューの右上の「ダウンロード」ボタンをクリック
- ローカルにファイルを保存
スプレッドシートを開く:
- 手順1で作成したコスト按分スプレッドシートを開く
「AmazonConnect按分」シートを選択
Amazon Connect按分結果をインポート:
- メニューから 「ファイル」 > 「インポート」 を選択
- 「アップロード」 タブをクリック
- ダウンロードしたCSVファイルを選択
- インポート設定:
- インポート場所: 現在のシートを置換する
- 区切り文字: カンマ
- テキストを数値、日付、数式に変換する: チェック
- 「データをインポート」 ボタンをクリック
データの確認:
インポートされたデータを確認: 確認ポイント:
- ヘッダー行(事業単位、按分率)が正しく読み込まれているか
- 按分率列が数値として認識されているか
手順3: Megazoneからタグなしリソース一覧の取得とインポート
3.1 Megazone Hyper Billingへのログイン
ログイン画面にアクセス
ログイン情報管理シートからログイン情報を取得
ログインIDとパスワードを入力
3.2 Cost Pivot画面への移動
左側メニューから 「Cost Pivot」 をクリック
Cost Pivot画面が表示されることを確認
3.3 対象月とアカウントの選択
対象アカウント一覧
| 環境名 | AWSアカウントID | Megazoneフィルタ |
|---|---|---|
| production | 967691968827 | no-tag-resource-id |
| staging | 301608970378 | no-tag-resource-id |
| develop | 900176301532 | no-tag-resource-id |
| amazon-connect | 913831226605 | no-tag-resource-amazon-connect |
アカウントと月の選択
Projects で対象アカウントIDを選択:
画面上部の 月選択ドロップダウン から対象月を選択:
3.4 保存済みフィルタの適用
「Saved filters」 ボタンをクリック
保存済みフィルタ一覧から環境に応じたフィルタを選択:
- production, staging, develop, infra-dev:
no-tag-resource-id - amazon-connect:
no-tag-resource-amazon-connect
※ロードにかなり時間がかかることがあるので注意
- production, staging, develop, infra-dev:
フィルタが適用されることを確認:
- リソースが表示されること
3.5 CSVファイルのエクスポート
画面右上の 「Export CSV」 ボタンをクリック
データ量によって処理が異なります:
パターン1: 即座にダウンロード(行数が少ない場合)
- CSVファイルが即座にダウンロードされます
- ファイル名例:
billing.exported.csv
パターン2: 行数が多い場合
- 画面に「検索された行が多いため画面に表示することができません。」というメッセージが表示されます
- 「Send Email」 ボタンをクリック
- SREチームに連絡:
- Slackチャネル:
#squad-platform-sre - 連絡内容: 「Megazone Cost PivotでCSVエクスポート時にSend Emailをリクエストしました。ダウンロードリンクを共有してください」
- SREチームからダウンロードリンクが連携されます
- Slackチャネル:
3.6 スプレッドシートにタグなしリソースをインポート
インポート手順
スプレッドシートの該当シートを選択:
- シート名:
タグなしリソース_{アカウントID} - 例:
タグなしリソース_967691968827
- シート名:
A1セルを選択
CSVをインポート:
- メニューから 「ファイル」 > 「インポート」 を選択
- 「アップロード」 タブをクリック
- ダウンロードしたCSVファイルを選択
- インポート設定:
- インポート場所: 現在のシートを置換する
- 区切り文字: カンマ
- テキストを数値、日付、数式に変換する: チェック
- 「データをインポート」 ボタンをクリック
各アカウントごとに手順3.1-3.6を繰り返してください
手順4: 按分結果の確認
4.1 最終集計シートの確認
スプレッドシート内の 「提出用」 シートを選択
以下を確認:
- エラーのセルがないこと
- 最終割合の合計が100%であること
手順5: AWS総額・為替レート入力
Megazoneから請求書が届いた後、以下の手順でAWS総額と為替レートを入力します。
5.1 Megazone請求書の確認
請求書を開く:
- バクラクに届いた対象月の請求書を確認
請求書から以下の情報を取得:
- 合計(JPY): 代理店割引後の実際の請求額
- 為替レート: 請求書記載の為替レート(USD→JPY)
5.2 スプレッドシートへの入力
レートと総額シートを開く
AWS総額を入力:
- 該当セルにMegazone請求書の総額を入力
為替レートを入力:
- 該当セルにMegazone請求書記載の為替レートを入力
提出用シートを確認:
- エラーのセルがないこと
- 最終割合の合計が100%であること
手順6: バクラクで支払依頼作成
6.1 バクラクにログイン
- ブラウザでバクラクにアクセス
6.2 Megazone請求書を開く
- 請求書一覧画面から、手順3で確認したMegazone請求書を選択
- 請求書の詳細画面を開く
6.3 支払依頼を作成
- 「支払依頼」 ボタンをクリック
- 支払依頼画面が開くことを確認
- 必要な情報を入力
- 支払先: Megazone
- 金額: 請求書記載の総額(税込)
- 支払期限: 請求書記載の期限
- その他必要項目
6.4 コメント欄に「費用按分中」と記載
支払依頼のコメント欄に以下を記載:
費用按分中目的: 費用按分作業中であることを経理チームに通知
6.5 支払依頼を一時保存または提出
- 「一時保存」または「提出」ボタンをクリック
- 次の手順(費用按分結果記載)に進む
手順7: 費用按分結果をコメントに記載
7.1 費用按分結果の確認
最終集計シートで計算された事業部別の最終金額(JPY)を確認します。
7.2 費用按分結果をコメントに追記
バクラクの支払依頼コメントに各部署の数値を記載します。
7.3 支払依頼を提出(まだの場合)
- コメント記載後、「提出」ボタンをクリック
- 支払依頼が提出されたことを確認
7.4 期限の確認
- 期限: 毎月第6営業日まで
- 遅延時の対応: 経理チームに事前報告必須
手順8: 稟議申請
按分結果をもとに、各事業部のコストを稟議にあげます。
- 稟議申請:
- 社内の稟議システムに従って申請
- 必要に応じてスプレッドシートのURLを共有
トラブルシューティング
手順実行中に不具合や疑問点があれば、以下のSlackチャネルでSREチームに問い合わせてください。
問い合わせ窓口: #squad-platform-sre
更新履歴
| 日付 | 更新内容 | 担当チーム | 更新者 |
|---|---|---|---|
| 2025-12-25 | 統合手順書として新規作成(SlackからスプレッドシートへのCSVインポート手順を明記) | SREチーム | 大賀 |